ニュージーランドの「グラスフェッド」とは
「牧草を食べて育つ」こと。
自然環境に恵まれたニュージーランドは、一年を通して放牧酪農を行うことができる数少ない国の一つです。広々とした緑一面の酪農場で放牧される牛たちは、のびのびと歩き回り自由に牧草を食べて育ちます(*1)。
これらの牛のミルクから作られたのが「ニュージーランド産のグラスフェッド乳製品」です。
*1 フォンテラの契約酪農場における牧草飼料率は平均約96%(消費重量ベース)。季節要因により一部補助飼料を与えることがあります。
グラスフェッド 3つのポイント
1. 栄養豊富
一般的に、グラスフェッドのミルクはグレインフェッドのミルクに比べてより多くのβ-カロテンや共役リノール酸(CLA)、ビタミンDが含まれると言われています。(*2)
グラスフェッドのバターやチーズはやや黄色味を帯びており、これはβ-カロテンを多く含むことによるものです。
*2◆O’Callaghan TF, Hennessy D, McAuliffe S, Kilcawley KN, O’Donovan M, Dillon P, RossRP,
Stanton C. (2016). Effect of pasture versus indoor feeding systems on raw milk composition and quality over an entire lactation. J. Dairy Sci. 99:9424-9440.
◆Kay JK, Roche JR, Kolver ES, Thomson NA, Baumgard LH. (2005) A comparison
between feeding systems (pasture and TMR) and the effect of vitamin E supplementation on plasma and milk fatty acid profiles in dairy cows. Journal of Dairy Research 72: 322-332
◆Gill BD, Zhu X and Indyk HE (2016) The determination of vitamin D3 and 25-hydroxyvitamin D3 in early lactation and seasonal bovine milk. International Dairy Journal 63 29-34.
2. サステナブルな酪農スタイル
ニュージーランドの放牧酪農は環境負荷が低く、酪農場における温室効果ガス排出量は世界で最も低いレベルという調査結果も出ています(*3)。
これは乳牛の糞尿が土壌に返り牧草の栄養になるといった自然のサイクルのほか、肥料や飼料の使用が少なくそれらの生育や輸送などに係る温室効果ガスが抑えられること、酪農場でのエネルギー使用が少ないといった、自然型の酪農によるものです。
*3Dairy NZ : Greenhouse gases on farm – DairyNZ
3. アニマルウェルフェア(動物福祉)
乳牛はほとんどの時間をストレスの少ない環境でのびのびと自由に生活しています(*4)。
フォンテラでは、酪農家は成長ホルモン剤を一切使用せず、また、クローン乳牛や遺伝子組み換え乳牛の使用についても認められていません。
このような取り組みにより、アニマルウェルフェア(動物福祉)の面でも高い水準を保っています。
*4 フォンテラの契約酪農場における、乳牛が牧草地で過ごす割合を示す放牧率は平均約97%(搾乳時間を除く)であり、世界トップクラスの水準です。
※データはフォンテラジャパン株式会社(https://www.fonterra.com/jp/ja/embracing-sustainability.html)
ニュージーランド産グラスフェッドを使用した製品
<NZ産グラスフェッドチーズ100%使用>
塩分25%カットミックスチーズ
一般的なゴーダチーズと比較して塩分を25%カットしたミックスチーズです。塩分を控えつつもしっかり伸びるチーズの美味しさが楽しめます。
商品規格 | 100g |
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<NZ産グラスフェッドチーズ25%使用>
脂肪分35%カットミックスチーズ
一般的なゴーダチーズと比較して脂肪分を35%カットしたミックスチーズです。 脂肪分をカットしながらチーズのコクも味わえる配合にしました。
商品規格 | 100g |
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<NZ産グラスフェッドチーズ100%使用>
グラスフェッドチーズ
原料にこだわった細切りチーズのおいしさを「加熱」しても「そのまま」でも手軽に味わえます。
商品規格 | 180g |
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