とろけるミックスチーズ編
とろけるミックスチーズ編
とろけるミックスチーズに白い粉状のものが出ているけど食べられますか?
白い粉状のものはセルロース(植物由来の食物繊維)です。 チーズ同士がくっつかないように製造段階でチーズ全体にまぶしております。それらの一部が集まって表面に現れたものですので安心してお召し上がり下さい。
とろけるミックスチーズは開封後どの位日持ちしますか?
記載しております賞味期限は未開封状態での日付です。 開封後は密封して冷蔵で保存しお早めにお召し上がり下さい。 1週間程度ご使用にならない場合は冷凍保存をお勧めします。冷解凍を繰り返した場合、チーズの糸引きが悪くなりますが、風味には問題ありません。
開封して冷蔵庫に入れていたら賞味期限内なのにカビが生えてしまいました。
賞味期限は「まだ開けていない状態での有効な期限」であり、袋を開けますとこの日付は無効になります。開けた後は空気中から目に見えないカビの胞子などの微生物が入り、これらの微生物の種類と栄養条件、環境によってはしっかり封をして冷蔵していても数日でカビが生えることがあります。
青カビが生えてきました。ブルーチーズというチーズもありますが食べてもいいですか?
青カビチーズのカビは、食べる目的のカビを植え付けて作っていますのでカビの種類が異なります。一般にチーズに生えたカビはお餅やパンにカビが生えるのと同じ現象で、空気中の雑菌やカビ菌の付着によってできたカビですのでご使用いただけません。又、部分的にカビが生えている場合も袋の中のチーズ全体にカビ菌が付着しております。一見カビがなくて食べられそうに見える部分もお使いいただけません。
袋の中に脱酸素剤は入っていますか?
とろけるミックスチーズをはじめとした弊社のシュレッドタイプの商品には脱酸素剤は入っておりません。
ナチュラルチーズを加熱しないでそのまま食べてしまいました。リステリア菌は問題ありませんか?
弊社製品は、原料チーズの受け入れ時と製品出荷前の2回、リステリア菌検査を含む品質検査を行い、合格品のみ出荷しておりますので問題ありません。ご心配の様でしたら、チーズをしっかりと加熱してからお召し上がりください。「しっかりと加熱」の目安は、加熱したチーズの端がぶくぶくと泡立つ程度です。
ナチュラルチーズ全般編
ナチュラルチーズは溶けますか?
カッテージやリコッタを除き、ナチュラルチーズはどんな種類のチーズでも熱を加えていただければ溶けます。
ナチュラルチーズの保存方法を教えてください。
開封後は乾燥しないようきっちりラップに包み、冷蔵庫(10℃以下)で保存して下さい。また、ナチュラルチーズは温度変化に大変弱いものです。お召し上がりになる時以外は長時間常温に放置するのは避けてください。開封後の日持ちについては、種類または、季節や保存環境によって異なりますが、水に入ったモッツァレラは即日、その他フレッシュタイプで3日~4日以内。白カビ、青カビ、ウォッシュ、シェ―ブルタイプなどのソフトタイプが1週間以内。ハードタイプで1週間~2週間程度がおおよその目安です。カビが生えてしまった場合は食べられません。
ナチュラルチーズのカロリーはどの位ですか?
商品によって異なりますが、フレッシュタイプのカッテージやリコッタ、モッツァレラを除き、おおむね100gあたり300~450kcalです。
ブリ―やカマンベールなどのアンモニア臭は何ですか?
ナチュラルチーズのアンモニア臭は熟成が進み風味が強くなった時に出てきます。熟成によりカビや細菌などの働きでチーズ内のたんぱく質が分解され、ペプチドやアミノ酸になり、アンモニア臭が発生します。個人の好みに応じてお召し上がり下さい。
白カビチーズのカビ部分が茶色っぽく変色しているのは大丈夫ですか?
ブリ―や、カマンベールのような白カビタイプのチーズは、熟成に伴い外観、及び内部組織が変化して行きます。熟成の早い段階では真っ白な白カビが表面を覆い、内部は中心に芯が残りやや固く、風味も酸味が強くさっぱりした味わいです。熟成が進み、表面の白カビにやや色味がつくと、内部の芯は無くなり、風味も濃厚になり旨味が増します。更に熟成が進むと、表面は茶褐色になり、香りも強くなります。
白カビが茶色く変色していても召し上がって頂いて問題はありませんが、熟成がかなり進んでおりますので、気になる場合は取り除いてお召し上がり下さい。お漬物の浅漬け、古漬けと同じ様にご自身のお好みの食べ頃を見つけてお召し上がり下さい。
青カビチーズの青カビが増殖しオレンジ色に変色しているのは大丈夫ですか?
青カビチーズも白カビチーズ同様、熟成速度の速いタイプのナチュラルチーズで、温度や湿度の変化により熟成速度が速まり、賞味期限内であっても青カビが増殖します。オレンジ色の変色については、青カビチーズの場合、他のソフトチーズに比べたんぱく質の分解程度が高く、繊維状のたんぱく質が減りますので、保水力が低下し、離水が起こり易く、また、脂肪も分解され低級脂肪酸となり油分の分離も起こります。
また、青カビチーズは完全に密封されておりませんので表面から水分が飛び乾燥が起こります。以上の要因が重なって表面のオレンジ色が強くなる傾向がありますが、召し上がって頂いても問題ありません。
パルミジャーノ・レッジャーノの白い斑点は何ですか?
白い斑点は「チーズストーン」と呼ばれるもので、旨味成分のアミノ酸が結晶化したものです。パルミジャーノ・レッジャーノだけでなく、長期熟成のナチュラルチーズにはこの「チーズストーン」が現れます。
ナチュラルチーズを加熱しないでそのまま食べてしまいました。リステリア菌は問題ありませんか?
弊社製品は、原料チーズの受け入れ時と製品出荷前の2回、リステリア菌検査を含む品質検査を行い、合格品のみ出荷しておりますので問題ありません。ご心配の様でしたら、チーズをしっかりと加熱してからお召し上がりください。「しっかりと加熱」の目安は、加熱したチーズの端がぶくぶくと泡立つ程度です。